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  御岳山の案内人「みどり」が贈るレポート。
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■歴史さんぽ みどりの山歩き VOL.11(2012年2月1日)


御岳山の案内人「みどり」が贈るレポート。毎月、御岳山の魅力をたっぷりとお届けします。










ケーブルカー
ケーブルカー










ウサギの足跡
ウサギの足跡










雪の御岳山
 御岳山では、1月19日から21日に35cm、23日に20cm、24日に5cmの積雪があり、今もたくさんの雪に囲まれています。2月から3月にかけて雪が降ることはありますが、1月中にこんなに雪が降るのは珍しいことです。
 ケーブルカーも雪景色の中を登ります。登山鉄道の職員の皆さんが一生懸命除雪しました。ケーブルカーはレールの上まで雪が積もらない限り、運休にはならないそうです。山上に住んでいる人達の大事なライフラインとしてがんばっています。
 御岳山の住人は「木についた雪がなかなか落ちないとまたすぐに雪が降ると昔から言われている」と教えてくれました。よく見ると、まだたくさんの雪が杉の枝先についています。

雪原の足跡
 ケーブルカー御岳山駅から30分、長尾平は雪原でした。誰も歩いていない雪の上をサクサク踏んでいくと、雪の上に不思議な足跡。長細い丸と小さい丸の組み合わせ、これはウサギの足跡らしいです。ウサギの他にはテンやネズミの足跡もあるそうです。普段はわからない動物の痕跡も雪が残してくれています。
 ケーブルカーでやって来た元気なワンちゃん達の足跡もしっかり残っていました。
 御嶽神社までは除雪されていますが、ロックガーデンや大岳山、奥ノ院への登山道は雪に覆われています。スパッツやストック、アイゼンを装備してお出かけください。

赤糸威鎧(アカイトオドシヨロイ)
 今年のNHK大河ドラマは「平清盛」です。清盛は平安時代後期、貴族の政権に終止符を打った立役者であり、武士の時代の先駆者です。その頃の武将の戦いは勇壮な大鎧(オオヨロイ)を身に付け、馬上の一騎打ちが中心でした。厳島神社に伝わる大鎧は大変有名です。鎧は軍陣の晴着として、その色彩や文様などに趣向が凝らされ、陣中での武将の存在を明示する標識ともなりました。
 御嶽神社にも清盛の時代の大鎧が御神宝として残っています。赤糸威鎧(アカイトオドシヨロイ)、国宝に指定されています。植物染料の茜で染められた鮮やかな赤は王朝絵巻を連想させ、その姿の美しさは日本一とも言われています。一の谷の合戦で馬を背負って坂を下った武将畠山重忠が着用したという伝説にふさわしい鎧です。
 江戸時代、八代将軍徳川吉宗は赤糸威鎧がたいへん気に入り、何度も江戸まで運ばせ上覧したという古文書が御岳山に残っています。
 青梅市は平成5年から3年間の歳月を費やし、赤糸威鎧の調査をし、精巧な復原模造品と調査報告書を作成しました。もちろん実物は御嶽神社宝物殿で見ることができます。復原模造品は青梅市郷土博物館に展示してあります。



御岳山案内人 みどり 

写真:「長尾平」(弊社)、「うさぎ足跡」「ケーブルカー」(みどり) 


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長尾平
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